MIND TRAIL 奥大和 こころのなかの美術館 MIND TRAIL 奥大和 こころのなかの美術館

クリエイティブチーム

PRODUCER 齋藤 精一(株式会社アブストラクトエンジン 代表取締役)

2回目となる今年のMIND TRAILは、今の時世に奈良の奥大和だからこそ実現できる芸術祭です。多くの皆さまからの支援の元、更なるクオリティと関係性を高め開催いたします。大自然の中を歩き、たくさんの気づきを与えてくれるMIND TRAVEL に皆さまぜひご来場ください。

齋藤 精一 株式会社アブストラクトエンジン 代表取締役
1975年神奈川県生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からニューヨークで活動を開始。06年株式会社ライゾマティクス(現:株式会社アブストラクトエンジン)を設立し、アーキテクチャー部門「パノラマティクス」を率いる。行政や企業の企画、実装アドバイザーも数多く行う。
https://panoramatiks.com/

YOSHINO AREA CURATOR 西尾 美也(美術家/奈良県立大学准教授)

アーティストは、吉野で感じたことを、絵画や彫刻、写真、メディアアート、パフォーマンスなどそれぞれの仕方で表現します。それは「見えないものを見えるようにする」仕業です。吉野で暮らす方々や訪れる方々はどのように吉野を感じますか?アーティストの感じ方、表現の仕方に触れることで、共感したり、再発見したり、違和感を抱いたりしながら、自分の感性に改めて気づく機会にしていただければ幸いです。

西尾 美也 美術家/奈良県立大学准教授
1982年奈良県生まれ。美術家。東京藝術大学大学院博士後期課程修了。文化庁芸術家在外研修員等を経て、現在、奈良県立大学准教授。装いの行為とコミュニケーションの関係性に着目したプロジェクトを国内外で展開する他、奈良市アートプロジェクトやアートマネジメント人材育成プログラム「CHISOU」を企画運営。
http://yoshinarinishio.net/

TENKAWA AREA CURATOR 菊池 宏子(アーティスト)

天川村の自然、そしてここに住む方々による支えのもと制作が進みました。この地に魅了された其々のアーティストが思う15通りの表現があります。それらの作品と巡り会うことで、あなたにしか描けない「心のなかの美術館」が生まれるはずです。アートは自らを映し出す鏡のようなもの。いまの、そして日々変化する自分を、心で知る機会となりますように。お待ちしております!

菊池 宏子 アーティスト
東京生まれ。パフォーマンスアート、特にフルクサス、社会彫刻的な概念に影響を受け多岐にわたり米国・南米、台湾などで活動。アートを触媒と考えた表現活動、コミュニティ・エンゲージメントを生かしたアートプロジェクト、コミュニティ再生事業、学校づくりなど国内外で多数携わる。
米国ボストン大学芸術学科彫刻学部卒業、タフツ大学大学院博士前期課程修了。MITリストビジュアルアーツセンター、ボストン美術館などで勤務後、米国在住20年を経て東日本大震災を機に帰国。ソロ活動を継続しながら、あいちトリエンナーレ2013、森美術館などでプログラム開発に従事。2015年にNPO法人インビジブルを共同設立し現在に至る。
https://invisible.tokyo/

SONI AREA CURATOR 西岡 潔(写真家/アーティスト)

曽爾村は独特な山に囲まれ独自の雰囲気を持っています。自然や暮らし、人、土地や風、光など、各アーティストはそれらを受け止め作品制作に取り入れます。曽爾エリアのルートは3エリアの中で一番長く、歩く中でどんどん曽爾の土地が身体に馴染んでいき土地を通して作品を、作品を通して曽爾や自然を感じていただけたら幸いです。

西岡 潔 写真家/アーティスト
大阪生まれ、写真家、アーティスト。ファッションデザインを学んだ後、生活や環境からどうデザインが生み出されるのかを直に体験し発想するため、ヨーロッパ、オーストラリア、アジアを2年間巡る。自身の知識と価値観の不確かさを基軸に体験をベースとした作品制作をする。2015年に東京から奈良県東吉野村に移住。
http://nishioka-kiyoshi.com/

CROSS AREA CURATOR 指出 一正(『ソトコト』編集長)

天川村、吉野町、曽爾村にお住まいのみなさんと、各会場で制作を行うアーティストのみなさん、そしてMIND TRAILという素敵な目的を胸に、このすばらしい奥大和の地域と出合うこととなる、各地から現れる関係人口のみなさんが横断してつながり、関わり合える偶然が生まれたらと思います。ぜひ、「関係人口トークセッション」と「スナック」に遊びにお越しください!

指出 一正 『ソトコト』編集長
『ソトコト』編集長。島根県「しまコトアカデミー」メイン講師、山形県小国町「白い森サスティナブルデザインスクール」メイン講師をはじめ、地域のプロジェクトに多く携わる。内閣官房、総務省、国土交通省、農林水産省、環境省などの国の委員も務める。経済産業省「2025年大阪・関西万博日本館」クリエイター。著書に『ぼくらは地方で幸せを見つける』(ポプラ新書)。
https://sotokoto-online.co.jp/

MAIN VISUAL 合同会社オフィスキャンプ

このクリエイティブが本芸術祭の入口となり、自分に内在する自然を旅するきっかけとなることを願っています。2020年の円相が点としてのMIND TRAILの始まりを表し、2021年のロゴでは、変化しているMIND TRAILを表現するために面=三角をモチーフとしています。また、仙涯義梵和尚(江戸時代の禅僧)の「◯△□」も想起させます。
(デザイン:合同会社オフィスキャンプ、書:坂本 和之、写真:西岡 潔)
 
合同会社オフィスキャンプ
奈良県東吉野村に拠点を置くクリエイティブファーム。デザイナーや編集者、カメラマンなどのクリエイターを含む20名ほどのメンバーが所属し、各自がそれぞれにクリエイティブ業務に勤しむ。
https://officecamp-nara.com/